樹洞のある老木に黒く大きな甲虫がいた
その大きさからカブトムシのメスかと思う
写真を撮ろうとしたら警戒して直ぐに体勢を変え
樹洞の中へ入ってしまう
その動作を見て
なんだかカブトムシではないように見えた
こんな大きな甲虫がカブトムシの他にいるのだろうか・・・
いるんですね
オオクワガタかヒラタクワガタか
木の皮に紛れて
ツノの部分が見えなかった
どちらにしてもクワガタといえば
ノコギリクワガタと小型のクワガタしか見たことがなかったので
初見だった
ひょっとしたらまた出てくるかもしれないと
帰りにも寄ってみたがいなかった
・・・
カラスが1羽
木の上で食事をしている
その様子から
何か甲虫を食べているのがわかる
この季節、
この辺りでは
大型の甲虫の頭部があちらこちらに転がっている
つい先ほども、頭部から下を失って
まだ息のあるノコギリクワガタに
ゴミムシの仲間や蟻が群がっていた
目を逸らしたくなるが
敬意を込めて何が起こっているのか観察した。
ある意味、贅沢な場所なのです
小さな生き物の世界は
興味深く
生きることについて
多くのことを感じさせてくれる
・・・
数日前
昆虫学者の小島弘昭さんが
落合陽一さんとの対談の中で
地球上にはまだまだ分類されていない
昆虫がたくさんいるわけだけれど、
こうしている間にも
どんどん絶滅している
こういった
我々の足元の多様性を記録していく
そういう基礎研究が日本人にできることの一つだと熱く語り
落合さんにお願いしたいことがあると展開
これからはAIを使って!マッピング!!と落合陽一さんを勧誘していた
落合さんも「おもしろそう」と反応してすぐさま画像マスキングを試している
実現したら素敵。