ヒゲ子
1月もあっという間に終わりそうだ。今年はじめて描いたアクリル絵の具の絵は
ヒゲ子。墓地に住んでいる、その墓地は原生林を思わせる谷戸を抱いた
高台にあって朝日が昇るのも夕日が落ちるのも見える。ここにはたくさんの猫がいるが、
皆、大変に警戒心が強い。他の猫は逃げてしまったが
ヒゲ子は大変に堂々としている。
きっと餌をやる人を待っているのだろう。
ここは私の場所なんだから。百戦錬磨の目がそういった。
ボスなのかもしれない。
ふと、こんなに個性的な猫のことを誰か、あげてはいないだろうか?と検索をした。
それは2009年の秋。
まだ小さいヒゲ子は家族と一緒だった。その家族は皆、とても立派なヒゲを持っていたので
ヒゲ家族と呼ばれていた。ヒゲ子にはヒゲ美という姉妹があった。木陰で寝転がったり、じゃれあったり、昼寝をしたりしている。
普通の可愛い子猫のヒゲ子。
猫は家族のことを覚えているものなのだろうか。
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