4月の呟き
2週間前のこと、ハナイカダの花が咲いていた。去年の今頃はまだ昆虫の観察はしていなかったので、今年初見の昆虫がたくさんいる。この虫も初めて見た。羽が4枚あるということは蜂なのだろうか。太い卵管があるのでヒメバチか。だとしても、羽を広げて止まることなどあるのだろうか。それに、こんなに腹がふっくらしているのか?疑問は尽きない。
春の早い頃、一番最初に見たのはフユシャク蛾で、その次がハエだった。昆虫のいなかった森に動く生き物を見つけるのはとても嬉しかった。
蛾の多くは、日中、あまり動かない種類が多いので観察しやすい。機会があったら蛾の顔を覗き込んでみてほしい。とてもチャーミングですよ。
そしてハエ。
ハエの幼虫は腐敗物、獣糞、動物の死体などで育つ(昆虫エクスプローラ、オオクロバエの説明より抜粋)とある。そうだ、そういうものだ。だから私は彼らを汚いものと思っていて、飛んでいてもちゃんとみることは殆どしてこなかったのだということに気がついた。彼らをハエだとは思わずに、いつもの「虫くんいないかなぁー」という気持ちで見つめてみると、あーーーーら!びっくり!!!大変に面白いではありませんか。しょっちゅう、口や触覚を手入れしている。ハエ が手をする足をする。あれですね。そしてだんだんと季節は進み、アブやらハバチ やら、ブーンとうるさく飛んでいるわけです。温泉で出会ったら、殺すか刺されるかの真剣勝負になっちゃうんだよなぁ。あの、アブに刺された時の痛みと敗北感、、
やだなぁ。。。
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